施工事例 地下空間の有効利用(地下駐輪場)

施工事例
EXAMPLES

DATA

工事名 平井駅南口広場地下機械式自転車駐輪場整備工事(その4)
施工数量 アーバンリングφ7500(φ6900)
L=27.40m: 3基
工事場所 東京都江戸川区

アピールポイント


立坑内全景

様々な人が集まる駅前広場や、その周辺の歩道などに放置された自転車は、通行の妨げになるだけでなく緊急時の交通障害になるなど、社会問題になっている。その対策として駅周辺への新たな駐輪場の整備が挙げられるが、駅周辺などの市街地では必要な規模の土地を確保するのが困難であり、地下空間を利用した機械式駐輪場のニーズが高まっている。駅周辺での施工は、鉄道近接・狭隘な施工ヤードなどの制約が多いが、アーバンリング工法を採用することで安全・確実・スピーディーに地下機械式駐輪場を建設することができた。

現場の声・エピソード

Q: この現場の感想を一言お願いします。
A: 駅前のロータリーを閉鎖して仕事をさせてもらったのですが、役所の担当の方が地元の方々と良く接していただいていたので、とても仕事がやりやすかったですね。 今回は現場を透明なフェンスで囲って、作業の様子が良く見えるようにしたんですよ。おかげで地元の方からいろいろと質問を受けて、この工法の説明をしたり、将来的に見栄えのいい駐輪場ができるとか、いろんな話をしましたね。地元の方にも関心を持っていただいてとても良かったと思います。
Q: この工事でのアピールポイントは?
A: やはり景観に配慮した設備ということですかね。 当社は地下駐輪場の躯体の構築のみですが、完成形としては表向きは図にあるように自転車を入れるゲートがあるだけです。大容量の駐輪場が3基出来るので、違法駐輪がなくなれば駅前の景観はとても良くなると思いますよ。 完成したら、実際の景観や地元の人の反応を見に来たいと思います。
Q: それでは苦労した点は?
A: 駅前のロータリーが施工ヤードですので人通りが結構あるんです。特に資機材の搬出入のタイミングには気を付け、なるべく迷惑を掛けないようにしました。