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カトケンビオトープ『寒いけど虫たちは大丈夫?』

2月、今年は冬場の降水量が少なくカトケンビオトープも乾燥気味です。
冬の雨は冷たくて嫌いですが、たまには降ってほしいものです。


カトケンビオトープの生き物たちはというと・・・森林エリアの入り口にあるウメが花を咲かせました!
開花を観察したのは2月5日で、立春の次の日でした。春に向かって季節が進み始めているのを実感します。

ウメの花をよく見ると・・・オオカマキリの卵のうの上から咲いていますよ!めでたい感じがしますね☆


ウメの枝にぐるっと一周何かの卵が産みつけられています。こちらはオビカレハというガの卵です。


以前撮影した写真、刺激強めです。オビカレハの卵から幼虫が出ている様子です。

オビカレハの幼虫は「梅毛虫」と呼ばれ、ウメの木を食害することが知られています。
毛虫ですが毒はありません。触っても安全です。

ウメにとっては少し迷惑な昆虫ですが、カトケンビオトープでは生き物を呼ぶために植樹を行っているので、何も問題ありません。
むしろ、うれしいくらいです。

成虫になるとこんな↓見た目をしています。結構地味ですね。

ヤマボウシの枝には“もずのはやにえ”がありました!被害者はクビキリギスです。

まだ刺されて間もないフレッシュな個体です。越冬中のところを襲われたようですね。
残酷に見えますが、モズも生きるために必死なんです。

以前に紹介した“もずのはやにえ”はこちらから↓↓

こちらは園路材として使おうと思って置いていた枕木です。
線路の下に設置される頑丈な材料です。とっても重いんですよ。

それが、何者かに食べられボロボロになっています。
確認のためにすこし割ってみると、中はフレーク状で水分も多くしっとりしています。

ぺりっと材の表面をめくると、大きなトビズムカデが越冬していました。
寒いためか、まったく動きません。(起こしてごめんね)

さらに掘ってみると、枕木をボロボロにした正体がわかりました!
なんと!犯人はこちらの幼虫。コクワガタでした!


たくさん木を食べてぷっくら太っています。
頭部には大きなアゴがあります。これを使って木を削り食べているのでしょう。

こちらには成虫もいました。羽化して間もないのか、ほんのり赤みがかっています。

幼虫と成虫あわせて7匹のコクワガタが枕木の中にいました。

枕木にはクリ、ヒノキ、ヒバ、ブナなどの木が利用されるようで、コクワガタの幼虫にとって適した材だったのでしょう。

カトケンビオトープでコクワガタが繁殖していることがわかりとてもハッピーでした♪
なんといっても大人気のクワガタですからね!

夏の観察会で子供たちが喜んでくれること間違いなし。

作成者:伴 拓哉

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