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昨年の12月17日、石やんが学戸小学校に来てくれたんだよね。
小学生たちの壁画の発表会や石やんの講演のために多くの人が集まってくれたよね。
ホタルの壁画、素敵だったね!

ホタルの壁画
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うん。ホタルの壁画は、とても夢のある作品だったね。
講演はホタルを切り口に、環境に関する話をさせてもらったんだけど、
子どもたちにわかってもらえたかな……?

学戸小学校体育館にて
- そもそも、どうして石やんが学戸小学校とつながりを持つようになったの?
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それはね、「水郷の里」といわれているこの蟹江町で、「ホタルを飛ばしたい!」という気持ちから、
地域のみなさんと“学戸ホタルの会”という活動を始めたのがきっかけなんだよ。
ホタルは水のきれいな土地でしか元気に暮らせないのは、知っているよね? -
もちろん!僕たちは毎日ほとんどの時間を水の中で過ごすから、
僕たちが元気で楽しく暮らすためには、きれいでおいしいお水がたくさん必要なんだ。
さすが石やん、僕たちホタルについて詳しいんだね! -
それがね、実は“学戸ホタルの会”を始めた1年前は、
どうしたらホタルが飛ぶのか、どんな環境が必要なのか、あまり分からなかったんだ。
そこで、一宮平成ホタルの会の会長さんからいろいろと教えてもらって、
地域のみなさんと一緒に考えて進めていったんだよ。
その時に、ほたまろを一宮平成ホタルの会から譲り受けたんだよ。

ホタルの飼育施設
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そうだったんだ~。
みんなで協力したから、今僕たちが毎日元気に飛んでいられるんだね。
でも、どうして石やんは蟹江町にあるたくさんの小学校の中から、学戸小学校を選んだの? - いい質問だね!その答えはね、学戸小学校のビオトープにあるんだ。
- びおとーぷ?

学戸小学校 ビオトープ全景
- そう。学戸小学校の周囲には用水路があって、
ここには水をきれいにすることができる水質浄化施設をもった
「ビオトープ」を設置したことがあるんだ。
この「ビオトープ」と呼ばれる空間は、“生き物が住むことができる場所”っていう意味なんだけど、
用水路が汚いのでそのままでは生き物は住むことが難しいんだ。
そこで自然の微生物の力を活用した水質浄化施設を設置して
水をきれいにして生き物が住めるようにしているんだよ。
この浄化施設は、化学的な薬品などをまったく使わないエコロジーな方法なんだ。つまり、ホタルを飛ばすための環境づくりをするのに、ぴったりな場所なんだ。
- そうなんだ。
水をきれいにするためにいろいろな事を考えてくれたんだよね。
うれしいなぁ。 - そうだね。
もともと蟹江町は、豊かできれいな水を利用した、漁業や農業がさかんな町だったんだよ。
でも工場や建物がたくさん建つようになると、だんだん水が汚れてきて、
昔はたくさんいた水辺の仲間もどんどん数が減ってきてしまったんだ。 - それで、もとのきれいな水を取り戻すために、みんなが立ち上がってくれたんだね!
- そのとおり!学戸小学校のみんなや、地域の方々に協力していただいたおかげで、
3月の半ばに準備を始めてから、4ヵ月後にはたくさんのホタルを飛ばすことができたんだよ。 - たくさんの淡い光がふわふわ飛んで、とってもきれいだったよね。
今は僕たちの新しい仲間の幼虫が1,500匹も増えているんだよ。
今年の夏は去年よりももっともっとにぎやかになりそうだね!

- うん!とっても楽しみだね。
でもそのためには、汚れてしまった水をきれいにするだけではなくて、
きれいな水を汚さない工夫が大切なんだ。 - うーん、水を汚さない工夫かぁ・・・。
どんなことができるかな? - ほたまろ、難しく考えなくてもいいんだよ。
例えば、川や池に汚れた水を流さないために、汚れたお皿を拭いてから洗うとか、
お風呂でシャンプーを使いすぎないとか、簡単なことでいいんだ。 - あっ、それなら子供から大人まで、家族みんなでできそうな工夫だね!
- そうだね。
今回の講演で一番言いたかったことは“一人ひとりが少しずつ協力すれば、
環境は守っていける”ってことなんだ。みんながきれいな水を守るために、
何ができるかを考えるきっかけになってくれたら嬉しいな。 - 石やん、ありがとう!!また僕たちに会いにきてね。

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なんかバタバタしてるけど、今度はなにやるの?
- もうすぐみんなを放流する時期なんだけど、今までのほたる小屋が手狭になってきたから新しい小屋をたてることにしたんだよ。

予定場所
- やった~。新しいお家ができるんだね、なんだか楽しみだなぁ。
今度のお家はどんな感じなの? - 風通しのいいお家だよ。みんな暑いのはイヤでしょ。今ある池の手前のせせらぎの所に建てる予定だよ。会のみんなで手作りで仕上げようと考えてるんだ。
- 池にはカエルさん、ザリガニさんやカメさんがいて怖かったから、お家ができるとすごく安心できるよ。
- じゃあ、作り始めるね。

- できた~。中はこんな感じだよ。

小屋内装
- わぁ~ステキなお家ができてる。
- 今年はほたまろ達の観賞会をするみたいだから、がんばっちゃいました。
あとはみんなにがんばってもらうだけだね。 - うん。がんばるね。次に会えるのは放流の時だよね。いつでもサナギになれるように体調を整えておくからね。

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石やん、こんにちわ。今日は待ちに待った放流の日だよね。
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そうだね。今日は学戸小学校の5年生のみんなが君たちを放流してくれるみたいだよ。その前に点呼をとりますよ~。
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やった~。みんな並んで~。い~ち、にぃ~、さぁ~ん…。

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みんなすごく大きくなったねぇ。点呼も1300までいっちゃったよ。
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蟹江のタニシはとってもおいしいし、ほたるの会の皆さんが一生懸命お世話をしてくれたから、ここまで大きくなれたんだよ。
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そうだよね。みんなの努力のおかげだね。じゃ~、ちょっと放流のミーティングをしてくるね。

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今年は、二つの小屋と田んぼの脇のせせらぎに放流しましょう。
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なんだかワクワクしてきたよ~
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それでは5年生のみんなホタルの入った紙コップとタニシを一個ずつもって並んでくださいね~。
それじゃあ、準備ができたら放流してくださぁ~い。 -
わぁ~い。いってきまぁ~す。

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がんばってね~。飛んだら見に来るからね。
きれいな姿を見せてね~楽しみにしてるよ。
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今から3~4週間後には飛べるようになると思うから、期待して待っててね。

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みんな~きてきて~。僕たち飛べるようになったんだよ。
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やったぁ。とうとう成虫になれたんだね。おめでとう~。
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こうやって飛ぶことができたのも、ホタルの会のみなさんや石やん達のおかげだよ。本当にありがとう。

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元気に飛べて本当によかったよ。ほたまろ達の光を見るとすごく癒されるんだ。ホタルの会のみなさんも一年間一生懸命お世話をした甲斐があるってとっても喜んでいたよ。
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今年は町内に観賞会のPRをしてくれたんだよね。毎日、色々な人たちが見に来てくれるから、僕たちも光り甲斐があるって感じだよ。

鑑賞会の受付

ホタル飼育のパネル
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それはうれしいね。去年よりもかなり数が増えた感じがするよ。観賞会も大成功みたいで10日間で約1400人も見に来てくれたんだって、すごいね。
それと田んぼのせせらぎでも十数匹見ることができたし、来年以降はもっと沢山飛べるといいね。 -
みんなで一生懸命たまごを産んでるから、来年は今年以上に飛べると思うよ。みんな楽しみにしててね。








