発注者の方や元請の方へアーバンリング工法の説明をした時に「いい工法ですね」と言われることが、私にとって一番のやりがいです。
アーバンリング工法はゲリラ豪雨対策等、災害対策にも一躍買っており、社会に必要な技術だと感じます。私が建設業で働こうと思ったのは、阪神淡路大震災の被害を見て、災害に強い構造物を作りたいと考えたからです。
現在はその特徴から東京都下水道局での採用が多いですが、いずれは日本全国により普及してほしいと思っています。ちなみに、実は海外での実績もあるんですよ。その為にも、今後も個々の現場を誠実に施工していきたいと思います。
2019年の台風19号で千曲川が決壊し長野新幹線の車両基地が浸水しました。その沿線を、アーバンリングで施工した時が印象に残っています。アーバンリング工法は軌道沿線の近接施工が得意なため、腕の見せ所。
しかし足場が悪い中での作業だったので、四六時中「クレーンが倒れたら・・・」と不安になりながら現場にいたのを覚えています。
他にも両側を高速道路に挟まれた港北ジャンクションの現場も、昼夜通して施工をしていたので、神経を使ったのを覚えています。
緊張感のある現場が多いですが、その分、無事仕事を終えた時には大きな安堵感と共に達成感を味わえますね。
年に1回、家族分の有名テーマパークに行くことができる制度がとても嬉しいです。
普段は出張が多く、なかなか家族サービスの機会がないのですが、この制度を活用して、年に1回は家族で楽しい時間を過ごしています。また「一週間連続休暇制度」もあるため、今後はもっと家族との時間を増やしていきたいですね。