技術&ソリューション 圧入ケーソン 拡縮自在掘削システム
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拡縮自在掘削システム

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拡縮自在掘削システムとは

拡縮自在掘削システムは、ケーソン下端に配置した拡縮自在な掘削機により硬質地盤を掘削・ケーシング内部に集土し、ハンマグラブ(油圧グラブ)で排土するシステムです。

拡縮自在掘削システムの4大特徴

軟岩・中軟岩(1~60N/mm2)の掘削が可能

二断面縮径、拡径による掘削により小さいトルクで掘削可能

普通土も安定した掘削が可能(縮径)

拡縮自在で必要な時に投入・撤去が可能

事例

工事名 江東区豊洲二丁目から港区港南五丁目地先間送水管(1800mm)用中間立坑築造工事
発注者 東京都水道局
元請会社 清水建設株式会社
工事場所 東京都江東区豊洲六丁目3番地先
工事概要 圧入式オープンケーソン φ11.400m, 深度65m×1基
上層は軟弱層、下層は硬質粘土と硬質砂質土の互層地盤に深度65mの立坑を築造する。
施工全景

施工全景

駆動装置

駆動装置(全旋回機)

上層の軟弱地盤(過沈下)対策としてCDMによる地盤改良を行う。

下層の硬質地盤に到達するまでは、クラムシェル(1.2~2.0m3)による掘削沈設を行う。

ケーソン上端に拡縮自在掘削装置、全旋回機(駆動装置)を据え付け掘削する。対象土質:硬質粘性土と硬質砂質土の互層地盤(N>50)