技術&ソリューション 圧入ケーソン 【低排土式】先行削孔工法
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【低排土式】先行削孔工法

【低排土式】先行削孔工法

【低排土式】先行削孔工法とは

圧入オープンケーソン工事で掘削対象土層が硬質地盤の場合に、あらかじめケーソン躯体(刃先下)部分を砂置換することで、圧入させやすくする補助工法(先行削孔)です。小口径なケーシングで削孔・砂置換し、ケーシングの外側はウィングビットで現地盤を無排土でほぐし・締固することで、従来の先行削孔よりも低排土な施工を可能にしました。

【低排土式】先行削孔工法の4大特徴

排土量・置換土が少なく、環境負荷の低減とコスト削減が可能

軟岩・中軟岩(~60N/mm2)の掘削が可能

締固めにより掘削可能な所要の強度で置換が可能

小口径の駆動装置による削孔が可能であり、駆動装置及びクレーンの小型化が可能

比較例

内径10mのケーソン(躯体幅1.0m)を30m沈設すると仮定した場合。
【低排土式】先行削孔工法比較例

施工フロー

【低排土式】先行削孔工法施工フロー

用途

  • 圧入ケーソン/PCウェル/アーバンリングの硬質地盤対策
  • 基礎坑の硬質地盤対策