【中小河川改良工事(大規模特定河川)(柳生川シールド工)(誰もが働きやすい現場環境整備工事)】

アーバン・イノベーション事業部3度目となる現場を見学してきました。
今回の現場の工事担当者はUI事業部の期待の星!?
4年目の川瀬君が女子パトの引率&現場説明をしてくれました。
若手活躍中💪
一生懸命説明してくれて、質問にも丁寧に答えてくれました(*’▽’)

説明を受けた後、足場を登り上から見てみると、大きい!
前回のアーバンリング工法は直径10mなので、約2倍の大きさ!
いったい何を作っているかというと、
柳生川の水害を防ぐための地下河川を作るためのたて穴を掘っています。
柳生川の狭くなっている場所で水害が起きやすいので、
柳生川の地下に人工的な川を作り、増水して水位が上がってきたら、
地上の河川で処理しきれない分を地下河川に流して、水害を防ごうという工事です。

赤四角で囲われた丸穴(↓の写真)が地下に圧入されていき
地下河川の入口になります!仕上り内径6.7m!
コンクリートに後から穴をあけるのは難しいので、
あらかじめ穴をあけたコンクリートを地下に沈めていきます。

コンクリートの厚さは1.9m!バスケ選手並みの幅!

実は、この現場は前回のアーバンリング工法とは別の工法で作られているのです!
工法の名は、圧入オープンケーソン工法(通称ケーソン)です。

前回のアーバンリング工法のおさらい↓
https://www.kato-kensetu.co.jp/girlspatrol/gpk073.html
アーバンリング工法は、都市などの厳しい施工環境に向けて
開発された地下構造物構築工法で、
アーバンリングという鋼製のパーツを円形に組み立てて、
圧入(地面に油圧ジャッキを使って押し込む)工法。

アーバンリング工法と今回の圧入オープンケーソン工法の違いは、
鋼製のパーツではなく、その場でコンクリートを固めて輪っかを作る!

1リング(↑の赤枠のわっか)の大きさは
直径18.5m×高さ5mと写真でみると小さくみえますが
実際はとっても巨大!吸い込まれてしまいそうです😱
ちなみに、このオープンケーソン工法から派生してできた工法の一つに、
アーバンリング工法があります。
言わば、アーバンリング工法生みの親!?のような存在です。
オープンケーソン工法、詳しくはこちら↓
https://www.kato-kensetu.co.jp/tech/citytec/grip.html

そして、この現場の目玉は、
(株)加藤建設最大のクラムシェル!
数年の眠りから覚めた、加藤の秘密兵器ラスボスクラムの出動!!!

固い地盤もガツガツ掘り進めて行きます!
クラムの大きさは高さ3.9m×横2.9m!
大型トラックの横幅2.5mよりも大きいサイズ!
目の前でクラムシェルが水中の地盤を掘り、
土を持ち上げる姿は迫力満点!


迫力の現場を堪能した後は、
元請けさんと担当者と記念撮影!
誰もが働きやすい現場が工事名になっているのもあり、
けんせつ小町応援してくれています🌸

この日は会えませんでしたが、
元請けさんの担当者には女性もいるそうで、
女性用のお手洗いが設置されているのはもちろん、
鍵の管理もしっかりとされていました✨

作成者 えぐっちぃー