エコミ―ティング(社員研修)
自然を学ぼう!森の墓苑研修2025
今年も自然について学ぶ『森の墓苑研修』の時期がやってきました!
2016年よりスタートし、今回で9回目の社内研修となります。
森の墓苑とは・・・
公財)日本生態系協会さんが管理されている森を育てるお墓
この場所は、開発によって失われた自然を樹木葬という形で地域の自生種を植樹し
長い年月をかけて自然に戻すという取組です。
○森の墓苑HP http://www.morinoboen.org/
当日は10名の社員が参加しました!!
2日間みっちり自然について学んでいきます!
こちらが、『森の墓苑』です。
苑内にはたくさんの在来樹種が植わっています。
今はちょうど実りの時期。色鮮やかな木の実が目を引きます。
まずは、苑内の生き物調査です!
どんな生き物がいるのかとても興味があったのでワクワクします♪
たも網を使って湿地帯を調査してみます。
堆積した落ち葉からサワガニやヤンマ科のヤゴなどを観察することができました!
池の近くではニホンアカガエルとヤマアカガエルが見られました。
同所に2種のアカガエルがいるとは・・・驚きました。
(左:ニホンアカガエル 右:ヤマアカガエル)
こちらでは昆虫を調査しています。
久しぶりの虫取り網に苦戦している様子♪
ちょっとうれしい昆虫としては、アカスジキンカメムシの幼虫が見られました!
成虫は「歩く宝石」と呼ばれるほど、とても美しい見た目をしています。
生き物を捕獲して終わりではありません!
しっかりと同定してもらいます。
アプリや図鑑を用いて種を特定します。
似た仲間がたくさんいる種類は判断が難しいですよね。しっかりと特徴を観察して見てみましょう!
次は今回の研修のメインイベントであるコウモリの巣箱づくりです。
見本となる巣箱から寸法を計測し、準備された木材の切り出し位置にマーキングをします。
続いてノコギリを利用し、木材を切断していきます。
その後、ビス止めをしてパーツを固定します。
仕上げに作製者オリジナルの巣箱となるよう、
はんだごてでイラストを描いたりバーナーで焙ったり、カラーリングをしました。
作成した巣箱は裏山の木に設置しましたよ。
果たしてコウモリは入ってくれるのだろうか?それとも全く別の生き物が利用してくれるのだろうか?
もう一つのビッグイベントは毎年恒例のセイタカアワダチソウ抜き取り大会です。
2人1組に分かれてチームで抜き取った重量を競います✊
制限時間は30分
全力でセイタカアワダチソウを抜きまくりました!
この日は少し肌寒い気温でしたが、
ゲームが終了するころには皆さん汗だくでした。よく頑張りました!
各チームが抜きとったものがこちら↓ てんこ盛りですw
大量に繁茂していたセイタカアワダチソウもすっかりなくなりました!
1位のチームの記録は3.81キロ!!
大量のセイタカアワダチソウを抜き取ってくれました!
優勝おめでとうございます!
その他にも、樹木の種子採集、植樹体験、土づくり、生態系配慮型水田の見学など
本当にボリューム満点のメニューで、非常に充実した2日間となりました。
自然の素晴らしさ、環境を守っていくことの大切さを改めて感じることができました。
これかも自然を常に気にかけて工事をしていきたいと思います!
作成者:伴 拓哉








