エコミ―ティング(地域コミュニケーション)

GAIAの皆さんとエコミーティング!

生物多様性あいち学生プロジェクトの一環として、
ユース団体『GAIA』の皆さんにエコミーティングを体感してもらいました!

GAIAの詳細についてはコチラ↓↓↓
https://session-gaia6.webnode.jp/

こちらの活動は今年で3回目。過去の様子はコチラから↓↓↓
https://www.kato-kensetu.co.jp/company/environment/site/eco0391.html


まずは事業内容と工事の説明。
今回の工事では、道路整備事業の一環として、L型擁壁を施工します。
すぐそばには川が流れ、将来 橋が架かる予定です。


今回のエコミーティングでは、将来架かる橋について、
どこに、どのように橋を架けるのが、生き物にとってより良いかを考えて頂きます!

ヘルメットと安全チョッキを装備!(保護具ヨシッ!)
いざ現場へ~☆

皆さん、ヘルメットが良く似合いますね!ナイスな後ろ姿です。
普段は立ち入れない工事現場に興味津々の様子。


鉄筋、型枠・・・
普段目にするコンクリートはこうやって作られているんですね~。

川の様子も確認!
どんな生き物がいるか想像してみましょう!


工事現場を確認したところで、
グループに分かれてミーティングを行います。


『高架にすれば田んぼへのダメージが減って生き物のすみかが残るよね。』
『地下にトンネルを通せば、地上への影響は最小限になるかも!?』
『橋があれば日陰ができて、魚にとっては良い影響かも。』


生き物にも詳しいGAIAの皆さんならではのアイデアが飛び交います!

最後にアイデアをまとめて、発表して頂きました。


どちらのグループもたくさんのアイデアを出ました!
付箋でびっちりです!


建設業も自然環境を考えながら工事していることを理解して頂けたとように思います。

実現できるできないはともかく、自然を守るためにみんなで話し合うって楽しいですよね!

さて、次は体を動かすフィールドワークの時間です!
カトケンビオトープへ移動します~♪

池を見てください!水がありません。
実はこの日のために水を抜いておいたんです。


池には在来種と外来種がごちゃまぜの状態。
GAIAの皆さんには、
在来種を保護しながら、外来種を駆除する“池干し”を体験してもらいます!

ヘルメットの次は、胴長です。
着用がスムーズですね。着慣れているのでしょうか。


皆さん、楽しそうに生き物を捕獲していきます!
ついつい時間を忘れて夢中になってしました・・・


捕まえて終わりじゃありませんよ!
在来種と外来種の仕分けが重要です。

今回の池干しは外来種の駆除が目的。
外来種のカダヤシ、ウシガエル、アメリカザリガニを取り除いて、
在来種のモツゴやメダカ、ヤゴが住める環境を整えます。


じっくり観察して仕分けしていきます。
カダヤシとメダカ見分けつきますか?


答えは、左がメダカ、右がカダヤシです。
泥がついて特徴が分かりにくいと、見分けるのは結構大変なんですよ。

一生懸命作業して頂いたおかげで、無事に作業終了~。

水が冷たくてなかなかハードでしたね・・・
でも、楽しかったです!私たちも良い経験になりました!
そして、お手伝い頂いて非常に助かりました!生き物たちもきっと喜んでいることでしょう。

今回の活動が、GAIAの皆さんの活動の参考になると嬉しいです!
生き物の目線になって考え・行動することってすごく大切ですよね。

今後も生物多様性を守るために頑張っていきましょう!


作成者:伴 拓哉