エコミ―ティング(ビオトープ)

(仮称)カトケンビオトープ “『浄化槽の大掃除!』”

4月、芽吹きの時期。
ビオトープも鮮やかな緑色の新芽たちが顔を出し始めました!



上から見ると、水辺の近くが特によく生えているのが分かります。
やっぱり水って大事なんですね~

今回は、そんなビオトープの水を管理する上で、
なくてはならない大事な設備“浄化槽”の大掃除の様子をご紹介!


実はビオトープの水は、隣を流れる川の水をこの浄化槽を通してキレイにしてから利用しています。


ふたを開けるとこんな感じ♪

バイオツインレースという帯状の素材を吊るすことで、
そこに微生物を住ませて、微生物の力で水をキレイにしています!



微生物の力ってすごいですね~
ビオトープの水はキレイになる一方で、浄化槽の中はだんだんと汚れが溜まっていきます。

水を抜いてみると、底にはヘドロがたっぷり…
これは掃除のしがいがありそうだ!


水中ポンプやたも網を使ってヘドロを取り除きます。
これが意外と腰にきます…いてて(^^;




アレ?ヘドロに混じって魚が!?
これは在来種のモツゴですね。しっかも立派。丸々太っています。
おそらく浄化槽に溜まった栄養満点のヘドロによるものでしょうね!


こんなにたくさん!


他にも…
こちらは外来種。ブルーギルとアメリカザリガニ。


やはりどれも大物ばかり…


どうして浄化槽に生き物がいるの?
って疑問に思った人もいるかもしれませんね。

おそらく、ポンプで水を汲むときに卵や稚魚が川から入り、
すくすくと成長したんだと推測されます。
浄化槽がちょっとした“養殖場🐟”になっていました(笑)

生き物とたわむれながら、なんとかヘドロを取り切りました!
そして最後に水で洗い流して完了~!


見違えるようにキレイになりました!ピッカピカ☆


豊かなビオトープを維持していくためには、こういったメンテナンスが重要なんですね。
今後もメンテナンスをしっかり行い、生き物が暮らしやすいビオトープを維持していきます!