エコミ―ティング(自然環境配慮)

『始動!在来種子プロジェクト!』

皆さん、こんにちは!

今回は、河川の堤防工事で行った環境配慮活動をご紹介します!


突然ですが、皆さんが思い浮かべる“堤防”いわゆる“土手”ってどんなイメージでしょうか??

私の場合はこんなイメージ↓↓↓


エノコログサ(通称ネコジャラシ)やチガヤ、タンポポやツクシが生えている
思わず寝っ転がりたくなるような場所

しかし!!
近年では、そういった在来植物は少なくなっており、
外来のオオキンケイギク、セイタカアワダチソウ、センダングサなどに置き換わっています!

このままではマズい・・・(汗)
なんとか日本古来の風景を残さねば!


ということで始まったのが、
☆在来種子プロジェクト☆!!! ((なんだそりゃ??))

簡単に説明すると・・・
在来植物のタネをあらかじめ採取してストックしておき、
堤防などの法面(のりめん)工事の際に、まくことで在来植物の数を増やすというもの。


実は、2年前からコツコツと
社員の皆さんで、集めていたんです!


集めたタネは、しっかり発芽するかどうか
実験も行いました!本格的でしょ!


そして!今回ついに!
このタネを工事で使用することになったんです!
法面の芝張りに合わせて、まくことを提案しました♪

実際にまくのがこちら
(意外と急斜面・・・)


堤防の内側と外側 両方にまきます!


まくタネがこちら🌱
エノコログサ、キンエノコロ、メヒシバ、チカラシバ、チガヤ。


~5種類のスペシャルブレンド~
貴重なタネたちです。


芝を張った上からまいていきます。(ぱらぱら~)
均一になるように区画ごとに。


堤防の外側が終わったら
今度は内側も。


タネをまいた上から目土をかぶせて完成~!
パッと見はよく分かりませんが・・・ばっちりです!


風や雨でタネが流れないか少し心配ですが・・・
きっと、かわいい芽が出てくることでしょう!

工事が完了してからも、この場所はモニタリングしていこうと思います。
日本古来の風景を残していけるように
これからも活動していきます!


また、変化があれば報告します!
お楽しみに!

作成者:伴 拓哉