エコミ―ティング(ビオトープ)
カトケンビオトープ 『苗木づくり』
皆さん、明けましてあめでとうございます!
本年も、ブログを通じて楽しくカトケンビオトープの様子をお伝えしていきます!
新たな発見、うれしい出会いをお届けできるといいなあ~。


さて、池の近くに目を向けると、茶色に枯れた草木の中で、
鮮やかに咲き誇っている花がありますね。
ヤブツバキです。
ピンク色がとてもキレイですね~♪
食べ物の少ないこの時期、花の蜜が鳥たちにとって貴重な食料となっていることでしょう。

その隣には、オオカマキリの卵!
去年は、成虫の姿はあまり見かけませんでしたが、ひっそりとビオトープで息づいているようです。

話は変わって、冬場に行う作業について。
今回は、苗木づくりを行いました。
秋にビオトープで収穫しておいた“木の実”を使い、
森林エリアに植えるための苗木を作っていきます。
今回植えた樹種は、
マユミ、ガマズミ、マサキ、ムラサキシキブ、クロガネモチ、エゴノキ、
トベラ、ニシキギ、マテバシイ、クヌギ、アラカシ、サネカズラの計12種類!!








鳥に人気の実や、拾って楽しいドングリまで、多種多様です!
まず下処理として、木の実の果肉を取り除き、種だけにします。
こうすることで、発芽率が良くなるんだとか。
before

after


また、ドングリはこのように↓ 水に浸して虫の有無をチェック!

おっ!3つ浮かんできましたね!


こうして下処理を終えた種たちを播いていきます。
人差し指で軽~く穴をあけて、種をぽいっ。その上からやさしく土をかぶせて完了!



暖かくなれば、きっと芽が出てくるはず・・・
ゆくゆくは、記念植樹などに活用していきたいです!


ところで、鳥のフンによって運ばれてきた種は、
知らない間にニョキニョキ成長しているのに、
いざ、自分で植えると全然芽がでなかったりするの不思議ですよね~。
自然は気まぐれ。予測不可能。
まあ、それが面白いところでもあります!
芽が出てくれるのを祈りながら、寒い冬を乗り切っていきましょう!
それでは~!
作成者:伴 拓哉