エコミ―ティング(自然環境配慮)

『生物保護で不思議な魚が出現!』

水辺の工事ではどうしても発生するのが水替え作業。

そんな時必要になるのが『生物保護』!!
加藤建設では、マストの活動です!

それでは、先日行った保護の様子を見ていきましょう!


現場はこちら。
本社の近くの典型的な河川形状です。


一見、生き物がいそうにない川も、
水を抜くとたくさんの生き物が姿を現すので、気が抜けません!!

さあ、どんな生き物が姿を現すのか・・・?


まず見つかったのは“ヘラブナ”。
この地域では釣りが盛んなため、あちこちの河川で見られます。


大きなナマズも現れました!
お腹が膨らんでいます。いっぱい魚を食べたんでしょうか!?


小さな生き物もしっかり守ります!!


モツゴとミナミメダカ


ニゴイ
観察ケースからはみ出しそう💦


ヨシノボリの仲間
こちらは止水環境を好む種類。


おや? こちらのフナ、からだの中が透けています!?
これは“透明鱗”と呼ばれる ウロコに色素をもたない突然変異の個体です。


実はちょっと珍しいので、見つかるとテンションが上がります⤴。

よく観察するとエラの部分が赤いのが分かります。
水に溶けた酸素を取り込むために、毛細血管が発達しているんですね ♪


見れてラッキーでした!
ちなみにこのフナの種類は“ギンブナ”でした。

仕分け作業中にこんな生き物も見つかりました!


こちらは、オオヤマトンボのヤゴ!


こんな形をしていても成虫になると、
しっかりトンボのフォルムになるの不思議ですよね。

さて、生き物の姿も見られなくなってきたので、
今回の保護活動はここまで。


捕獲した生き物を同河川の下流へ放流。


この日は12月としては暖かい陽気で、
汗をにじませながらの活動となりました。
去年の今頃は雪の中、活動をしていたのに・・・。

この冬は他の現場でも保護活動がありそうな予感。
引き続き、一生懸命頑張っていきます。

作成者:伴 拓哉