エコミ―ティング(自然環境配慮)
スナメリ出現!?
前回、生き物を保護した“日光門水閘門”の現場から
「工事現場のすぐ近くに“スナメリ”がいます!!」と連絡が!

スナメリとは…
ネズミイルカ科スナメリ属に属する小型のイルカの仲間。
イルカとは違い、口先は丸く、背びれがほとんどないのが特徴。
主に、魚類や甲殻類、イカやタコなど生息環境に合わせて
さまざまなものを食べて暮らしています。
現在では、沿岸の開発により生息環境が減少しており、レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

スナメリというと水族館でしか見れないイメージ。
野生のスナメリ見られるチャンスなんて、なかなかない!
なんとしても見てみたい!!現場に急げ~💨

現場に到着すると、さっそく“黒い影”を確認!
おっ!?あれかな?? だいぶ遠くにいるなあ~
あわてて一眼レフで撮影(^^;

小さすぎてわかりづらいですが、
拡大すると・・・確かに魚ではなさそうです!
よく見ると背中の感じがそっくりです!スナメリに間違いなさそう♬


もっと岸辺近くにいたようですが、
私が到着するまでの間に、沖の方に行ってしまったようです。うーん、残念…
スナメリに嫌われているのかな😢
連絡をくれた現場担当者の方もiPhoneで写真を撮影してくれていました。それがコチラ!


しっかりと写っています! iPhoneでもこれだけ撮れるということは相当近くにいたんでしょうね。
うらやましい~。
スナメリって海の沖の方にいると思っていましたが、結構沿岸部まで現れるんですね。
勉強になりました!
参考までに今回スナメリを見つけた場所を航空写真で見てみましょう!

こうやって見ると、ずいぶん入り江に入って来ているかが分かりますね!
周りは工場や流通センターなどが立ち並ぶ人工物満載の環境…
よくこんな場所に…

餌を求めてやって来たのか?ここで暮らしているのか? 詳細は不明です。
なんにせよ、スナメリがいるということは“豊かな海の証”です。
昔と比べると水もきれいになり、住みやすい環境になりつつあるんでしょうね♪
この海が今よりもっともっと良い環境になるように、
今後も環境への配慮を忘れずに工事を行っていきますよ!
それでは~
