エコミ―ティング(ビオトープ)

カトケンビオトープ『冬場の維持管理』

3月、今年は寒暖差が激しい日々が続き、
自然や生き物のサイクルが乱れていないか心配になります。

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カトケンビオトープはどんな様子でしょうか?

樹木は葉を落とし、野草たちも枯れていて、
ちょっと寂しい感じがしますね。

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樹木たちも冬場は休眠の時期、
動物と一緒で活動が落ち着きます。

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この時期に毎年行うのが、寒肥です。
今年も暖かい日を狙って実施しました。


今年は鶏ふん5袋、油かす3袋をブレンドして施肥していきます。

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樹木の周りに3か所穴を掘り・・・

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↓こんな感じ

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そこに鶏ふんと油かすを投入します。

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枝先の真下に栄養を求める若い根があるので、
そこをめがけて肥料を与えます。


さて、体が温まってきたところで、
今度は樹木の伐採と選定を行います。


大きく成長したナンキンハゼの木を思い切ってチェーンソーで切っていきましょう!
ナンキンハゼは中国原産の樹木。
ビオトープでは植えたわけではなく、
野鳥のふんから勝手に生えてきてしまいます。

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まずは倒したい側に刃を入れて受け口を作り、

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次に反対側から受け口めがけて切断していきます。
徐々に傾いていき・・・

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どーん!!
無事にナンキンハゼを伐採しました!

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伐採した木を運ぼうとしますが、
重たくてびくともしません。水分を含んだ木ってすごく重たいんですね。


そのまま放置していても、分解されるにはとても時間がかかるため、
細かく切っていきます。

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この作業が地味に大変で、
ハサミでちょきちょき・・・次第に握力がなくなっていきます💦
あぁ~手が痛い!!


伐採した枝の中にはカマキリの卵塊がいくつも見つかったので、安全な場所に枝ごと刺しておきました。

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これだけ細かくできました!
暖かい日差しも相まって、冬にも関わらず汗をかいてしました。

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本日の作業はここまで!
樹木を伐採したことで、新しい木を植えるスペースが確保されました!

これから春にかけて来年度の新入社員の記念植樹もあります。
何を植えようかな??

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作成者:伴 拓哉