エコミ―ティング(ビオトープ)
カトケンビオトープ『落ち葉の役割』
あけましておめでとうございます!
2025年もカトケンビオトープの様子を投稿していきますので、
引き続き、お付き合いのほどよろしくお願いします。
今年は巳年(へびどし)、ビオトープでもたくさんヘビに出会えるかな??


さて、森林エリアを歩いていると、
秋に紅葉していた葉っぱはすっかり落葉。

地面は落ち葉でいっぱいになっています。

池にもたくさんの落ち葉が浮いています。

木々の成長に合わせて、
以前よりも落ち葉の量が多くなったようにも感じますね♪
落ち葉といえば、都心では厄介者扱いを受けることもしばしば。
きれいに掃除されてゴミとして捨てられることもあります。
しかし、ここカトケンビオトープでは、落ち葉はとってもありがたい存在!
多ければ多いだけうれしいんです!!
それはなぜかと言うと・・・
落ち葉は樹木が一年かけて蓄えた栄養素のかたまり!
微生物や土壌動物に分解され、土に還ると植物が健康に育つ土壌を生み出してくれます。
土壌が豊かになると、木々が成長し、さらに多くの落ち葉を落とし、森が成長していくわけです。

また、生き物たちの住処にも最適!
昆虫やカエル、そのほか小動物たちが、寒い冬を乗り切るためのお布団の役割を果たします。

落ち葉は生態系において、とっても重要な存在なんですね。
ビオトープでは自然本来の循環で、無駄なく落ち葉を活用していこうと思います!
話題は変わり、去年の年末。
新しい訪問者が姿を現しましたよ!
以前、キツネをとらえたセンサーカメラに
今度は「ハクビシン」が写りました! 実際の写真がこちらです↓↓↓

拡大すると・・・。
どことなくネコのようなシルエットですね。

ハクビシンはジャコウネコ科。
額から鼻にかけて、白いラインが入るのが特徴です。

残念ながら日本に生息するハクビシンは外来種。
ただ、いつ移入されたかは定かではないようです。
ビオトープのある蟹江町でハクビシンを見たことがなかったため、面白い発見となりました。
外来種にせよ、哺乳類が来てくれたということは、自然が豊かになってきた証拠です。
素直に喜びたいと思います。
この調子で次回はどんな動物が写るのか、
センサーカメラを確認するたびにわくわくします。
また、何か新しい発見があればブログで紹介したいと思います。
お楽しみに~♪
作成者:伴 拓哉