エコミ―ティング(工事現場検討)

○○河川改良工事

護岸の補強工事で、工事用の仮設道路を整備してから鋼矢板を打ち込みます。
まず、現場の説明を聞いて。こちらの、堤防高水敷に新たに鋼矢板を打ち込んで丈夫な堤防にするんです。



川裏側には住宅や水路があります。



周辺は住宅地となっているため、地域環境への配慮やコミュニケーション、
水路の生き物などへの自然環境配慮が提案されました。

★生態系への配慮
・植生、水路の生き物、鳥類の調査を行い、結果を環境掲示板で周知。
・現場水族館で作業員の意識向上を図る。
・アレチウリやブルーギルなど特定外来生物が確認された場合は防除活動を実施。
・低騒音・低振動の機械施工による周辺の生き物への影響を抑える。
・締切内の魚は保護しながらの施工を検討。

★地域コミュニケーション、工事PR
・工事概要や進捗状況、液状化についてなどを掲示。
・現場のフェンスに工事説明マンガやクイズを掲示。
・子どものぬり絵などを掲示
・ゆるキャラや女子パト隊シールなどを活用。
・矢板に鯉のぼりを付けたり、子どもたちに落書きしてもらう。

★地域配慮
・振動・騒音計を一般からも見られるようにして安心感を与える。
・仮設道路はこまめに散水。
・仮設資材で暗い夜道をすこしでも明かるくする。
などなど、現場を施工する際の参考にし、出来ることは積極的に取り入れていきます。