エコミ―ティング(自然環境配慮)

『アカミミガメ堆肥作ったよ』編

以前、ご紹介した『緊急指令!アカミミガメ防除大作戦!』実施後のお話です。
その時の様子はこちら

https://www.kato-kensetu.co.jp/company/environment/site/eco0376.html

前回、捕獲したカメたちを会社に持ち帰って駆除することに決定!

ミシシッピアカミミガメ 144個体

クサガメ 35個体




外来種とは言え、1つの命。
ただ駆除して処分するのではなく、有効活用することに!
まず始めに捕獲したカメを冷凍しました。



数個体ずつ土のう袋に入れ、冷凍庫にて-20℃以下で48時間以上保管。


冷凍処理した個体を破棄する場合、各自治体の分別や廃棄物処理基準に従い、
一般ゴミまたは事業ゴミとして廃棄するのが一般的。
しかし、コストがかかるうえ、燃焼時にエネルギーを必要とするため、
経済的にも環境的にも芳しくない…。

そこで、今回はカトケンビオトープにて
堆肥化させることにしました。


堆肥化手順はこちらです

① 2m×2m四方に、枯れ草を厚さ10~20cm敷き、
その上に腐葉土を厚さ10cm程度敷き、踏み固め土台を作る。


②出来た土台に、冷凍処理したカメを重ならないように配置する。


③配置したカメの上に腐葉土→枯れ草の順に被せ、踏み固める。


④最後に散水し、十分に湿らせて発酵を促す。


条件が良ければ2週間ほどで発酵が進み、
1か月ほど(冬季の場合は数か月)で完全に堆肥化します。
カメ類から生成する堆肥は、
牛糞並みの窒素、リンを含み栄養価が高いといわれています。


数か月後…
アカミミガメ堆肥完成!!



甲羅や骨は多少残っていますが、
ほとんど分解され、いい感じの堆肥になりました~!
せっかく作ったので何かに利用したいですね~✨
そして、さらにこれを有効活用したい!
何に利用するかは今後検討していくことにします!
お楽しみに~(^_-)-☆