エコミ―ティング(ビオトープ)

(仮称)カトケンビオトープ “『ネコヤナギ』”

ぽかぽか陽気の日を狙って、ビオトープの様子を観察してきました~♪


おっ!“ネコヤナギ”が “花穂”を付け始めましたよ!
本当に猫のしっぽのように“もふもふ”
ついつい触ってしまいます…


そんなネコヤナギの枝先に注目!!
3種類の生き物の痕跡(こんせき)が隠れています!さあ、分かるかな~??


正解は・・・こちらの3つです!
まるで、お団子のようですね!!


上から順に説明すると…

  1. ① “ミノムシ
    チャミノガというガの幼虫のもので、枝を組み合わせて作られています。
    実はミノムシの仲間は近年数が減っており、貴重な存在になりつつあるんですよ。


  1. ② “モズのはやにえ
    黄色〇の部分にバッタが刺さっているのが分かりますか?
    モズには獲物を木の枝先などに刺す“はやにえ”という習慣があり、
    この時期、カエルやバッタが刺さっているのをよく観察することができます。


  1. ③ “チョウセンカマキリの卵
    カマキリは卵によって種類を見分けることができます!
    チョウセンカマキリの卵は長細いのが特徴!
    春になるとたくさんの幼虫が孵化してくれることでしょう!


一本の枝から多くの生きものの気配を感じることができました!
それにしても、色々な生き物たちが“ネコヤナギ”の木を利用しているんですね~♪
でも、どうしてこの枝に集中していたんだろう…??謎です!

木々が落葉して、枝に葉っぱがついていない今だからこそ、見えてくる景色があります。
皆さんも、この機会に身の回りの木々を観察してみてはいかがでしょうか?
きっと何か見つかると思いますよ♪