エコミ―ティング(ビオトープ)
カトケンビオトープ 『春の生き物観察』
気温も上がり、植物の成長が著しいビオトープ。
観察にはもってこいの季節です。
ぐるっと園内を回ってみましょう!


まずは、水辺から
一番緑が青々しているエリアです。
今年も、“ミゾコウジュ”と“カワヂシャ”は順調のようです。
カワヂシャは元気が良すぎるくらい。


“タコノアシ”と“ノジトラノオ”は芽が出てきましたね。
タコノアシは赤、ノジトラノオは白。どちらも開花が待ち遠しいです♪




池のほとりには、湿った場所が大好きな樹木“ハンノキ”が生えてきました!

さて、山エリアやってきました。
先月、記念植樹で植えた“エゴノキ”がきれいな白い花を咲かせています。
植樹の様子はこちら
https://www.kato-kensetu.co.jp/company/environment/site/eco0409.html

“キムネクマバチ”がさっそく蜜を吸っていましたよ!
花と花を行ったり来たり・・・
ハチは蜜を吸えて、エゴノキは受粉が出来て、まさにWin-Winな関係。


おや、何やら見慣れないクモがいますね。
このクモは“コガネグモ”といい、愛知県では準絶滅危惧種に指定されています。
ビオトープでは、初確認!\(^_^)/
数が少なくなっている生き物がビオトープをすみかとして、
利用している様子が見られて、すっごくうれしいです☆


最後に、草地エリアに
さっそく、何か落ちていますね…
うわっ!?鳥の翼です…
おそらく、ムクドリ。
何者かに捕食されてしまったようです。ネコ?キツネ?猛禽類?
これも、自然の摂理です。食物連鎖の一部始終を目の当たりにしました。

葉っぱの上に“ナミテントウ”が休んでいますね。
アブラムシをたっぷり食べて満腹なのでしょうか?


すこし歩き回っただけでも、いろんな発見がありました。
年々見られる生き物も増えてきて、本当に飽きません。
これからさらに暖かくなっていくと、生き物たちはもっと活発になっていきます。
さて、今年はどんな出会いがあるのでしょうか?
作成者:伴 拓哉