エコミ―ティング(ビオトープ)
カトケンビオトープ『魚部メンバーと生き物調査!』
10月某日。
福岡県の北九州を中心に保全・情報発信など精力的に活動している
水辺のスペシャリスト集団“NPO法人 北九州・魚部”の皆さんと
カトケンビオトープの生き物調査を行いました!

さて、どんな発見があるんでしょうか?
胴長ヨシッ! たも網ヨシッ! さっそく、調査開始!
池に入るや否や、しゃがみ込む一行。
ん? 何してるの・・・?


皆さん、泥を掬って・・・
ゴシゴシ・・・泥を濾しとって


じっーーーと、網の中を見つめます。


はたから見ると、とっても不思議な光景ですが、
真剣そのもの。

すると・・・
「ルイスがいた!!!」 「ゴマフだ~!」
聞いたことがない名前が飛び交います!
見してもらうと、こちらが ルイスヒラタガムシ だそうです。
体長は2-3mmほどで、めちゃ小さいです!


これだけ小さいと、普段使っているたも網では、
網のすき間から抜け落ちてしまいます。
そりゃ見つかりませんね…
他には、こんな小さな生き物たちも見つかりました♪
小さな点の一つ一つが全て水生昆虫なんですよ! めっちゃ小さい・・・

なんと!?
合計で10種類近くの水生昆虫が新たに確認されました!!!
名前に“チビ”、“ヒメ”など“小さい”を意味するワードが含まれた生き物が多かったです。
それにしても、こんなにたくさんの種類が見つかるとは、
さすがは魚部メンバー!! 恐れ入りました!
さて、マクロの目線で見てみると・・・
おなじみのメンバーも確認!
時期によるものなのか、ハリガネムシがたくさんいました。




最後に、取れた生き物を観察♪
元気に泳ぎ回る微小水生甲虫たちがとってもキュートでした!!
余談ですが、小さな水生昆虫を観察する時は、タッパーが便利ですね!


見知ったビオトープですが、道具や見方を変えると
見えてくる世界が全然違うことが分かりました!
生き物愛に溢れる素敵な方々と一緒に調査ができ、本当に楽しいひと時でした!
魚部の皆さん、ありがとうございました!
それでは~!
作成者:伴 拓哉