エコミ―ティング(ビオトープ)
(仮称)カトケンビオトープ
『生き物のためのインフラ “浮島植生”』
ビオトープを “生き物の暮らしやすい場所”にするために
新入社員が「浮島植生」を作成してくれました!
浮島植生とは…
植物を植えた浮島を池に浮かべることで、
根や葉が魚やエビ、カメなどの住処として
機能し多様性を高めるもの。

現在、池にはすでに浮島が1つ設置されており、
生物の休憩場所として効果を発揮しています!
そこで、水辺の生き物が暮らしやすい空間を
もっと増やしたいと考えて

新しい浮島(ニュータウン)を作ることにしましたよ。
材料は・・・
過去の現場で使われていた浮島試作機と、
新たに購入した材料を組み合わせて作ることにします!


まずは、浮島試作機を解体。
①ノコギリでギコギコギコ…
↓
②解体した素材を新たに買ってきた材料とドッキング。(ガチャーン)
↓
③塩ビ管の中に水が入らないように、つなぎ目を遮水テープでグルグル巻きにして
浮島植生のフロート部分の完成!

続いては植物を植えるための土台作り。
ポッティングトレーとヤシポットとヤシマットを使います。

①ポッティングトレーに、土を入れたヤシポットをセットします。
↓
②ヤシマットに植物を植えるための切れ込みを入れます。
↓
③上からヤシマットを設置して、土台の完成。

そしてさっき作ったフロートと合体!こんな感じになりました。


あとは、これに植物を植え込んで….
完成!!!

2タイプの浮島植生を作成しました。
1つ目は『住宅島』 コンセプトは“生き物が住みやすい空間”
水辺に生える在来植物を中心に植えました。 ラインナップはコチラ↓↓↓
タコノアシ、ガマ、ミゾソバ、キツネノマゴ、スカシタゴボウ、ミソハギ


メダカやカエルが住み着いてくれると嬉しいな~。
2つ目は『観光島』コンセプトは“新たな生き物を呼び寄せるための空間”
花を咲かせる植物を中心に植えました。ラインナップはコチラ↓↓↓
ミゾコウジュ、ホトケノザ、ハハコグサ、ツユクサ、イヌタデ、ギシギシ


花につられて、チョウやハチなどの昆虫が来てくれることに期待です。
さて、問題はこれが浮くかどうか。浮かなければ浮島植生じゃありません!
コンクリートブロックをアンカーとしてつけ、池に着水させます!!
どうかな~?


浮いた~!!

無事に浮いてくれてよかったです!
あとは、浮島に植えた植物たちがヤシマットに根を張り、
順調に成長していくかどうか・・・
これからモニタリングをしていきます。
それでは~!
