エコミ―ティング(その他)

ファンクショナル・アプローチ

みなさんこんにちは
今年も暑くなってきましたね、エコミーティングのメンバーもすっかり半袖です。
しかし弊社で働く現場監督員は夏でも長袖の作業服を着用しています。その理由は『安全』です。工事現場では狭い足場、鉄筋や型枠を組んだ場所も多々あり、半袖でそこに腕などを引っかけてしまうとすぐにひっかき傷ができてしまいます。もっとも大きなケガにはなりませんがバンソウコウは相当数必要になるでしょう。ですので『暑くても長袖』それが現場監督として当たり前のことです。

さてそんな初夏のとある日

いつもの現場訪問では無く、エコミーティングの検討会を実施しました

二日間かけて、今後のエコミーティング活動について検討会を開催しました。
今回の検討会では、“ファンクショナル・アプローチ”という問題解決手法を用いて、エコミーティング活動は、何のためにするのか、また何が重要な事なのかを若手の皆さんにて話し合いました。
このファンクショナル・アプローチ手法は、コトやモノから考えるのではなく、それらがもっている機能に着目することで目的と手段を明確にしていく手法です。

さて実際の検討会の様子は、こんな感じです。

皆さん真剣に機能を抽出しています。この後抽出した機能を付箋に書き出します。

全部で200以上の機能が抽出されました。

あとは系統付けです。何がどのように繋がっているのかを皆さんで確認しながらホワイトボードに順番に張っていきます

ホワイトボードに張って、系統付けられた状態です。

ホワイトボードに付箋を張った状態です。
左側にいけばいくほど目的に、右側にいけばいくほど手段になります。
今回の検討会にて明確になったことは、エコミーティング活動の目的は、“建設業の地位向上(地元から頼られる企業作り)”となりました。
そのための重要項目としては、①企業の成長(品質の向上など)や②住民に対するサービス(コミュニケーション作り、安心・安全・快適な空間の提供、公共工事の役割説明など)③地域を守る(自然環境・歴史・文化を守るなど)がポイントになってくることがわかりました。
二日間の会議終了後は、皆さんぐったりされていましたが、これからやっていかなければならないことの指標が見えて良かったといっていただきました。
次回は、現在行なっていることを検証し、より良い評価を得る為に何をすべきかを話し合い、具体的な“やること”を導き出したいと考えています。