エコミ―ティング(地域コミュニケーション)

『親水公園自然観察会』

夏の暑さも激しくなり、セミの鳴き声が絶え間なく聞こえるようになりました。

さて、愛西市親水公園では夏休みの企画として「自然観察会」が開催されました。
そして今回は講師役として当社と佐屋高校の学生の皆さんにお声がかかりサポートさせていただきました!
最初は植物の観察です。子供たちが一番夢中になった植物の名はギシギシ!

酸性の成分を持つギシギシで10円玉を磨くことで、かつての輝きを取り戻しました!


続けていろいろな植物の観察をしていると少し変わったものが・・・

なんと蛇の抜け殻を発見しました!


蛇の抜け殻を財布にしまっておくと金運が上がるといわれています。

子供に「お財布に入れてほしい!」とお願いされて、お父さん困惑です(;’∀’)

続いては水中の生き物観察です。

ここでは前日に仕掛けた網を皆さんに引き上げてもらいました。


たくさんの生き物が見られ、大人から子供まで興味津々で観察しています!


見つけた生き物たちはこちら!


在来種と外来種の説明を子供たちは分かってくれたかな?

このような機会に少しでも多くの方が生態系に興味を持ってくれると嬉しいですね!


最後にこのイベントの目玉!「トンボの観察」をしました。

ここ愛西市親水公園では、8種類のトンボが確認できました。


そして、海部地域の田んぼ環境で暮らすトンボといえば・・・

ギンヤンマ!
最大の特徴はなんと、時速70kmを誇る飛行速度!
「速すぎぃ・・・」


一般道を走る車よりも早く動くのに直角で曲がったりもするんです。
なかなか捕まえられません( ;∀;)

そして、少し珍しいトンボも発見!!

それがこちら、チョウトンボ!


名前の由来は特徴的な飛び方!チョウチョのようにひらひらと飛んでいるんです。

そんなすごいトンボたちをしっかり捕まえて観察することができました!!


高校生の皆さんがトンボについていろいろ教えてくれました!


イベントも終わりの時間になりました。
最後に参加してくれたみんなにこの地で育ったカブトムシをプレゼント!


こうして「親水公園自然観察会」は無事幕を閉じました。

子供も大人もスタッフの高校生の皆さんもとても楽しそうでした。

このようなイベントを通して一人でも多くの人が環境やSDGsに興味を持ってくれると嬉しいですね!

作成者:石川 開登