エコミ―ティング(社員研修)

自然を学ぼう~森の墓苑研修!!

今年も自然について学ぶ研修の時期がやってまいりました。
公財)日本生態系協会さんが管理されている『森の墓苑』での研修です。
この場所は、開発によって失われた自然を樹木葬という形で地域の自生種を植樹し
長い年月をかけて自然に戻すという取組です。
○森の墓苑HP http://www.morinoboen.org/


今回は、自然を教材として勉強すると共に、侵略する竹林の伐採や植樹、苗木作りや
地域にある生態系配慮水田なども見学しました。

地域の野草の種を播種して草地を作ったり、落ち葉で堆肥を作るとカブトムシの幼虫の住処になったり



山からのしみ出たちょっとした水溜りにもヤゴやサワガニ等の生き物が生息していたりと
自然の力はすごいな~と感じました。

竹の伐採は、とても重労働!!
地下茎でどんどん範囲を広げていく竹は管理しなければなりません。


伐採した後は、その場所に植樹します。



その他にも外来種のセイタカアワダチソウ防除や在来種のクズの防除も実施。
豊かな森を維持していくのはとても大変です。
その他にも、森の木の実であるドングリの見分け方や食べれる実を試食したりしました。


生態系配慮型水田では、自然に配慮した水路を見学し、生き物の調査も実施。



ここにはゲンジボタルがいるようで、エサのカワニナがいました。
驚いたのは、ギバチというナマズの仲間を発見!! 

絶滅危惧種の発見に説明員の方も、私達も大興奮でした。
その他にも、ニホンアカガエルやヤマジノホトトギスなど普段あまり
見れないものも発見し、貴重な体験をする事ができました。

2日間の研修でしたが、自然環境に関して様々なことを勉強したことで
これからも自然に配慮した土木工事を進めなくてはいけないなと 思いました。