エコミ―ティング(工事現場検討)

東北地区にてエコミーティングを開催!! 

まずは、仙台の高速道路のエコミーティング。
橋脚部分の耐震工事です。

そのまま現場に行って現地を確認し、工事概要を説明。

円柱型の柱がたくさんありますが、コンクリートで補強して四角い橋脚に仕上げます。

当然、高速道路は開放した状態ですので私達がいるガードレールの外の草地が
施工ヤードになります。

結構大変な現場です。
みんなで、現場を見てまわりましたよ。


現地の植生調査もあわせて実施しました。とっても大きな木もありましたよ。
実はもう一箇所あるので、次の場所に移動です。
東北エリアは広いです。


次の場所も工事内容としては同じです。


こちらも現地を確認すると共に、植生調査を実施しましたよ。

今回も色々なアイデアが出ました。
・現場の植物や生き物の調査
・伐採や除草面積の最小化や生き物に配慮した除草
・伐採木の有効活用
・工事が終わったら、伐採したところに植樹
・できればビオトープ化したい

~などなど

高速道路内ということもあり、人に対するPRはできませんが、
そこにある植物や生き物に配慮した意見がたくさん出ました。


翌日は岩手でエコミーティングですので、またまた車で移動です。
到着したら夜!! ということで明日の朝一番からエコミーティングです。

さてさて、お次は岩手の現場。
こちらは世界遺産のある場所の付近でスマートインターを作る工事です。
スマートインターができると、より世界遺産がにぎわうと思いますよ。


まずは、事務所で現場の説明を受けてから、近接する現場に行きました。
現在ある高速道路の横にスマートインターを作るそうですが、
まずは高速道路を迂回させることから工事は始まります。


さっそくみんなでチェックです。

周りは田んぼが多いね~
高速道路の脇はジャングルみたいだね。
埋め立てるところは、休耕田っぽくなってるから生き物いるかも。
植生のチェックは進めるよ。
などなど、
みんなで現場を散策したり、植物をチェックしたりしたあと
事務所に戻りミーティングです。

みんなで検討した結果、こんなアイディアがでました。
◇周辺の生きもの調査と結果の掲示、周知。
みなさんにも、周辺の環境を知っていただきたいですね。
◇在来植物の活用
種子を採取しておいて新しい法面の種子散布に活用する。
◇外来種の活用
セイタカアワダチソウなどを入浴剤にして配る。同時に駆除もできるしね。
◇重機の足回り洗浄
道路を汚さないだけでなく、外来種の種子の拡散防止にもなります。
◇施設の役割をPR
工事内容だけでなく、建設業のすごいところもPRしたいですね。
などなど。


他にもたくさんのアイディアがでましたので、現場監督さんと打合せして、
どんどん実施していきますね。

実施した事例はまた紹介していきますね。