エコミ―ティング(自然環境配慮)

釧路湿原に行ってきました

先日出張で、釧路湿原に行ってきました。
日本最大の湿原で、面積は18290haもあるそうです!!
今回伺ったのは、「温根内ビジターセンター」。
ガイドさんに説明していただきながら見させていただきました。



このあたりは、低層湿原と高層湿原が両方見える場所だそうで、
低層湿原は、イメージどおりの表面が水で覆われたような状態。
釧路湿原の低層湿原は、泥炭表面に水があるような状態の場所でヨシの湿原です。

こちらが低層湿原
ハンノキやフキの様子がすばらしい景観です。



少し歩くとヨシ湿原が現れます。
ここでは、タンチョウヅルを確認しました。
なかなかここまで近くには来てくれないようですのでとてもラッキー!!



一方、高層湿原は水があまり無い湿原で、逆に言うと泥炭が発達し盛り上がっています。
表面に水があまり無いんです。
おもにミズゴケの湿原になります。



写真ではわかりにくいかもしれませんが、まったく景観が変わります。

一つの場所ですが、景観というか様相がかなり違います。
それだけ生物多様性が高い場所なんだと感じました。

釧路湿原では、様々な場所で自然再生事業もかなり行なわれています。
直線化した水路を蛇行した元の川に戻すなど、色々です。

自然を守ることと、再生・復元することの大切さを感じると共に
建設業の役割は重要だと言うことを改めて感じました。