プカプカ合体?!補修工事 その2

日光川に架かる橋の橋脚を補強している現場へ
行ってきました(^O^)/

ここの現場へ行くのは2回目です。
前回は川の中にある橋脚へ行くための作業段階でした。
その時の記事はコチラ↓
http://www.kato-kensetu.co.jp/trackblog/k039.html

補強する橋脚を囲うように
ユニフロートが合体しています。

ユニフロートを川へ運んですぐはプカプカしていましたが
今はもうガッチリと繋がっていて
風が強かったにも関わらず、
乗ってもびくともしませんでした(^^)/

橋脚の補強作業をするために、この仮締切鋼板を利用します。

1.5mもある、大きな仮締切鋼板を
5枚つなぎあわせると橋脚の周りを囲うことができます。
この仮締切鋼板は、水面から川底の約7.5mまで
水が入ってこないような、“壁”の役割となります★
その壁の中をとても強い水圧で掘り
残っている水を吸い取ってから
補強作業を進めていくそうです。
見えないところまでしっかりと工事をしているのですね!

仮締切鋼板は、これを使って運んでいます。

天井クレーンです(^^)/

この天井クレーンで運ばれてきた仮締切鋼板を
約80tもの力で圧入していくらしいです。
80t…想像ができませんね(゜゜)

橋脚補強をしている現場付近に
濁水処理施設を発見!

どこの濁水を処理するのかと言いますと
仮締切鋼板との間を水圧で掘り進めた時に出た濁水を
処理してくれるみたいです(^O^)/
この工事をしていくと濁水はどうしても出てしまうのですが
そのまま川へ流してしまうと
川に暮らしている生き物たちに迷惑をかけてしまいます…(;_;)
生き物たちが住んでいる環境を守れるように
この濁水処理施設は必要なんですね!

処理について簡単に説明します(^^)/
まず、濁水とは「砂」「シルト」「粘土」粒子などが含まれた排水です。
3つの粒子はとっても細かいので、
なかなか沈むことはありません。
なので長時間、水の中を漂い続けます・・・(ずっと濁ったままの水)
そこで、水質改善剤などを使って、
3つの細かな粒子を沈殿させます。
すると、①キレイな水と②「砂」「シルト」「粘土」が含まれている泥
に分別することができます。
①キレイな水は川へ放流
②泥は専門の業者さんに引き取りをお願いします(^o^)
ここで豆知識!!
専門の業者さんに引き取られた泥は、
その後、下水道管の防護砂となって
埋める時に保護してくれる砂として使われたり、
道路を舗装する時に使うアスファルト材などに
生まれ変わり、再利用されるらしいです!!
こんなところで舗装の現場と
繋がっているなんて驚きです!!!
なんだか嬉しいですよね(^^♪

川の水が流れている状態での工事の進め方や
自然環境を守るための濁水処理施設などについて
知ることができました( ^ー^)ノ
この現場がこれからどうなっていくのか楽しみですね♪

2016年最後のレポートでした。
今まで読んでくださった皆さま、
ありがとうございました(*^^*)
来年も工事現場や陸上、
それから女子パトロールの活動を
たくさんご紹介していきたいと思います♪
年末も年始も陸上のトレーニングは続きます!
頑張ることのできる環境に感謝しながら
一生懸命頑張ってきますo(^▽^)o
次回は年末と年始の合宿のレポートです。
いつも一緒に練習をしている高校生たちと
心も身体も鍛えぬいてきます!!!
2017年も「わくわくレポ」をよろしくお願いします♪