エコミ―ティング(工事現場検討)

エコミーティング活動のお知らせ

みなさん、こんにちは。

ようやくこの地方も梅雨が明け、夏本番といったところですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今回メールさせていただいたのは、“エコミーティング”に関するお知らせです。

“エコミーティング”って何?と思われる方も多いと思いますが、この活動は、現場における自然環境や近隣の生活環境の向上、現場内で働く人のやりがい創造を目指して立ち上げた活動です。

社長をはじめとし、環境技術部・総務で構成されたチームが現場を訪問して、担当者とともに夢のあふれる現場づくりへの話し合いをしています。

今は週に一回のペースで、本店、名古屋、東京の現場を訪問しています。
現場の状況を実際に確認し、ある意味違った目線で物事を考えることで“夢ある現場”、“やさしい現場”、“地域の為になる現場”等が見えてくるかもしれません。

建設業といえば、自然破壊などの諸悪の根源的な見方をされた時期がありますが、逆に建設業でしかできない自然修復方法や近隣住民サービスはあるはずです。

現場で出来る事にしばられず、自由な発想で建設業の未来を考えていきたいと思っています。

7月は、以下の6現場に訪問しました。

7月14日 本店工事:
 (1) 1号藤枝岡部広幡IC下部工事
 (2) 鍋田道路改良工事

7月21日 名古屋工事:
 (1) 23号舞出南部道路建設工事
 (2) 彦根第二幹線古沢工区管渠工事

7月31日 東京工事:
 (1) 外神田5丁目付近再構築工事
 (2) 成田国際物流複合基地 地盤改良工事

現場によっては、提案が難しい場合もあるかもしれませんが、いろいろと考えたいと思っています。(エコミーティング資料を添付します)

提案の一例
○鍋田道路改良工事の場合(その1)

鍋田地区での道路工事で、将来的には155号に接続する4車線道路です。
ただし、現計画では片側2車線のみを開通し、残り2車線は乳剤による防草処理+ネットフェンスを施工する予定だそうです。(下記現場写真参照)

片側2車線を空き地にするのは、とてももったいないのでこんな事を考えてみました。
“メガソーラー事業”
メガソーラー事業とは、ドイツやアメリカに於いて最近急激に進んでいるエネルギー事業で、空いている土地を利用して行なう大規模ソーラー発電のことです。
幅員は少ないですが道路延長はかなりありますし、近隣は何もないので持ってこいかなと・・・
(下記イメージ写真参照。デキるデキないは別ですよ)

鍋田道路 メガソーラー イメージ

○鍋田道路改良工事の場合(その2)

実は歩道部分に植栽エリアを考えていた様ですが、維持管理面からコンクリート仕上げに・・・。

周りは田園風景で景観的にはいいのに、歩道の一部がコンクリートではもったいないのでこんな事を考えてみました。
“歩道部にせせらぎを”
水は豊富にありますし、四季折々の植物を植えることでビオトープ的な役割も担えるかもしれません。

せせらぎ遊歩道 イメージ

☆ 余談 ☆

今や生活していて「エコ」というコトバを見聞きしないときはない。
雑誌、店頭、商品のパッケージ、TV。エコ、エコ、エコ。
エコバック、エコポイント、エコカー...
「エコ」というコトバが広まっている事はとてもいいことである。
だけど「エコ」というコトバだけが『流行って』いる状態なのではないだろうか。
と常々感じたりもする。

実際、世界中がこのエコロジーブームを認識し始めてから環境状態はよくなったのだろうか。「エコ」を意識している風に装っているのではなく本当に「エコ」になっているのか。

今一度改めて「エコ」とはなんなのか、工夫して考えてみてみることが必要なのかもしれない。

自分の母なる地球のために、
子どもたちのために、
そして建設業の未来のために。