エコミ―ティング(工事現場検討)

豊橋○○道路建設工事

みなさんこんにちは

今年はもうすでに梅雨入りですね。
このまま例年より早く夏が来て、昨年のように9月まで暑くなると現場は大変です。
そうです熱中症です。いかに現場監督員や職長が作業員の様子を気にしていても個人の体調のことまでの把握は難しいものです。みなさん外で作業する場合無理せず、こまめに休憩し、水分・塩分をとってくださいね。
そして何より十分な睡眠が大切なようですよ。

さてそろそろ本題です。
5/31(火)~6/1(水)エコミーティング活動会議の報告です。
各部署から総勢15人が集まり、工事現場についての環境活動提案を行う為以下の現場に訪問しました。
①豊橋○○道路建設工事
まず事務所に伺うといきなりの先制パンチ。

事務所が古民家!!古くは近くで働く農家の人の休憩所・寄合所として利用されていたようです。
中は風通しがよく、通常の仮設ハウスより断然涼しく感じました。事務所は既にエコでした。
そこでこんな提案

以前利用されていたように、休憩所として地元に開放し地域交流の場として活用してはどうでしょうか。
現場は以下のような状況で、赤い点線までバイパスが拡幅されます。

☆アスファルトガラの再利用
現場で見つけたのが積み上げられたアスファルトガラス。
なんと厚さは25㎝。
そんなアスファルトガラスを利用して

ちょっとしたリサイクルとして、また一般の人にも舗装厚さを知ってもらい豆知識に!
☆繋がりの復元
こういった大きな道路を建設するとどうしてもその地域の生活道路を分断してしまいます。
いきなり道路ができては人も動物も虫も困ります。
ですので工事が完了した折にはその分断された道路を元に戻してあげたらどうでしょうか。
道路はもちろんですが、田んぼを繋げてみたり、あぜ道で繋げたり。
環境の復元も、我々建設業に出来ることの一つだと考えています。

この現場においては他にもたくさんのアイデアが出ました

・現場事務所の緑化(グリーンカーテン、花壇など)
・通行路の整備(花を植える、ゴミひろいなど)
・地域貢献(瓦版、地域イベント参加、近隣農家の方とのコミュニケーションなど)
・イメージアップ(見晴らしがいいので現場全長を利用、粉塵対策フェンスの装飾など)
・埋められるテールアルメを使ってのイベント(近隣の子供たちに絵を描いてもらうなど)
・pHや粉塵などの対策。
・外来種対策。
・完成道路でのイベント(マラソン大会など)
・自然エネルギーの活用(太陽光・風力)

少しでも実現でき、地域住民や動植物にとって優しく楽しい現場になればいいと思います。