エコミ―ティング(自然環境配慮)

○○BP道路建設工事

私たちは地盤改良を実施する工事なのですが、工事現場の近くに希少な生き物がいるということで
市の職員、学識経験者の方の主導の元、元請さんと一緒に保護活動に参加しました。

こちらがその実施状況、選別作業と捕獲作業の様子です。

写真の左側にあるブロック積みの脇に小さな水路があり、
そこに絶滅危惧種Ⅱ類のカタハガイや準絶滅危惧種のマツカサガイといった二枚貝や
カワニナがいますので、保護作戦開始です。

保護状況はこんな感じです。
選別して確認してますが、かなりの数です。

捕獲した貝は、近くにビオトープがあり、そこの水路に放流しましたよ。
誘ってくださった関係者の方々に感謝です。

さーて、ここでひとつ豆知識です。
イシガイ目のカタハガイやマツカサガイは、幼生の時には魚に寄生して育つ特徴があります。
また、タナゴなどの魚は、これら二枚貝に卵を産みつける習性があります。

貝は魚に子供を、魚は貝に卵を託す…
わかりやすく言えば、“お互いがベビーシッター”的な関係なんですね。

生き物ってすごい!! 自然ってすばらしい!! 
そんな風に感じましたよ。

逆に言えば、お互いがいないと成り立たない関係が築かれているのです。

貝も魚も棲める環境を残したり、保護したり、守っていかないと いけないなぁって思いました。

今年も環境にいいことをどんどん実践していきますよ。