エコミ―ティング(社員研修)
関東エコミーティング
まず最初に伺った施設は、埼玉県自然学習センター“北本自然観察公園”です。

施設の中の説明をしていただいた後で、園内を案内していただきました。

この園には、希少な植物がたくさんあるようで、とても興味深かったです。 ご説明いただいた高野様には、本当に感謝します。 自然環境豊かなこんな公園が近くにあったら…と考えるとうらやましい限りです。 |
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次に向った場所は、荒川太郎右衛門地区 自然再生事業の現場です。
70年前の河川改修で直線化した荒川のこの地区には、旧流路として残った三つの池があります。
昔は、湿地だったこの場所ですが、河床の低下により徐々に湿地が減少。
本来の湿地を取り戻すため、自然再生事業を行なっていることを教えていただきました。
旧流路(池)はこんな感じです。現在の高水敷にあります。
荒川本川に行ってみると、川がかなり下に見えます。
“旧流路を復活させたらダメなんですか?”と聞いたところ
堂本理事曰く
“今は止水空間の生態系が出来上がっているので、現状を活かす方向で進んでいます”との事。
納得です。わたくし、浅はかでございました。
物事を理想でいうのは簡単ですが、今ある環境を活かすことが重要である事がわかりました。
生態系配慮の土木は、とても奥が深いです。
最後に向った場所は、見沼たんぼ首都高ビオトープです。
埼玉新都心線が通るこの地区は、見沼たんぼ地域と呼ばれる広大な緑地空間が広がっています。
首都近郊に残された重要な緑地空間を維持するためにビオトープが整備されているそうです。
首都高速道路の両側10mと高架下にビオトープ空間があるんです。
一見すると、高速がよくわからないような感じに見えます。
すごいです。
中に入らせていただいたのですが、なんと池にカワセミがいたんです!!
しかも二羽!!!
写真にはおさめられませんでしたが、驚きました。右側の写真はカワセミ用の巣箱だそうです。
説明を聞くと、カワセミのほかにキツネもいるそうです。
“キツネ!?”
耳を疑いました…だって、都市に“キツネ”ですよ。○ちゃんの赤いのならわかりますが…
考えられません…。というか、感動しました。
“本物”を見ることはとても重要である事がわかりました。
この場をお借りして、お礼を言いたいと思います。
堂本理事、貴重な時間をつくっていただき、本当にありがとうございました。