エコミ―ティング(工事現場検討)

公共下水道事業函渠布設工事

みなさんこんにちは

「先週は暑かったのに今週は寒いね」という会話を耳にします。急激に気温が変化すると野菜などの成長に影響が出るそうです。そして私達人間も気温の変化に弱い動物です。みなさん風邪など引かないよう暖かくして寝るようにしましょう。

さて本題です。
9/28(水)エコミーティング活動の報告です。
各部署から総勢12人が集まり、工事現場における環境活動提案を行う為、以下の2現場を視察しました。

①公共下水道事業函渠布設工事(愛知県○○市)
工事延長約1.2kmの下水管埋設工事、オープン掘削で工事を進めます。現場周辺は住宅地で車両通行量が多い道路もあればほとんど車の通らない道路もあるといった状況です。

【周辺環境】

【工事状況】


現場担当者の加藤さんから工事の説明を受け、「地域にとって良いこと」「自然に良いこと」「何かおもしろいこと」を考えながら現場を視察します。



現場視察後、メンバーにて環境提案の協議が行われ、工事現場が住宅地ということで地域住民に配慮した提案が多く出されました。

まず地域住民の方に工事内容や工事予定、道路規制場所などを知ってもらう為に、瓦版の配布や工事看板でのお知らせが有効ではないでしょうか。




次は騒音対策、工事をすれば機械が動き音がする。それはそうなのですが、場所は住宅地、出来る限り音を抑えられないのか、ということで移動式のトンネル型仮囲いの提案です。出来るのか??

その他にもたくさんの意見が出ました。
・ウェルポイント使用時の対策
・ガードマンの合図方法の工夫
・規制看板の設置位置の配慮
・舗装仮復旧時の段差処理
・合材カスなど日々の周辺清掃
・子供に対する工事説明  など・・・・



余談ですが、この現場周辺で見つけましたこれ

ごぞんじジャンボタニシ(スクミリンゴカイ)です。 これは稲の害虫となっていて「世界の侵略的外来種ワースト100」に選定されています。
以前、食用として日本に持ち込まれましたが需要が無く廃棄され、野生化してしまいました・・・。
そして西日本を中心にどんどん増えています。
このジャンボタニシは意外にも水中ではふ化(・・)できませんので駆除する場合は卵を水の中に掻き落としてください、それが個体数を減らす有効な方法です。