エコミ―ティング(工事現場検討)

○○○高架橋下部工事

みなさんこんにちは
ずいぶん期間があいてしまいました、でも決して寝ていた訳ではありません。
いろいろと活動を広げるための策を練っていたんですよ・・・ふっふっふ。


3月には、社長をはじめ、ビオトープ管理士のメンバーが全員集まり今後について話し合い、
もっといろいろな場所でエコミーティング活動を広げようという話になりました。
4月にはいろいろな調整作業・・・・

さあ、これからは全国にエコミーティング活動のビッグウェーブを展開していきます。
エコミーティングに5月病はありません。張り切っていきましょう。
ということで今回は地元の愛知を飛び出し、関東エリア~東北エリアに進出~!!
茨城&宮城の現場に行ってエコミってきました。

まずは茨城から!

1.○○○高架橋下部工事

工事は国道のバイパス下部工事。
橋脚1基、鋼管杭44本、調整池の地盤改良工事です。

現場は田園地帯、現場のとなりには川が流れています。
また近くに常磐線が走っていて、鉄道好きの人が写真を撮りに訪れるスポットのようです。

【現場状況】

現場を視察後、担当の佐藤部長から工事の説明を受けて、自然や地域へのより良い環境の為、何か出来ないかな~と考えます。

【視察後の協議状況】

そして現場事務所では既に 「夏はまだか!」 と言わんばかりにゴーヤのグリーンカーテンがスタンバイ。
これは節電に一役買ってくれそうです。

ゴーヤがなったら、地域の方におすそ分けしてコミュニケーションができたらいいですね。
今から楽しみです。

他にも、この現場では、地盤改良で出る高PH水を処理するための装置をセットしてあったり、弊社の地盤改良工法“パワーブレンダー工法”のパネル掲示もしてありました。

少しでも環境にやさしく、自然に悪影響が出ないように、周辺の人にわかりやすいように・・・
エコミーティング活動が浸透してきている証拠ですね。うれしい限りです。

この現場の上流部に調整池がありましたので見学に行ってみると、親水型の調整池のようで水辺までのスロープが緩やかでとてもいい感じです。
コイもたくさん近づいてきます。きっと餌付けされているんですね。
っと思ったらすぐ近くに不思議な鳥が何羽も・・・・なんだろう? とっても顔が派手な感じです・・・まさか・・・。

調べてみると 「ノバリケン」という鳥だそうです。
南米から食用家禽として持ち込まれ、やがて野生化したようです。 派手な顔はやはり南米産でしたね。
外来種ということになりますね。この鳥はとても人懐っこく、近づいても逃げないので
だんだんかわいく見えてきました。

さてそろそろ本題に参りましょう、【環境提案】です。

・生態調査
近くに川があれば、まず生態調査!これカトケンのテッパンになりつつあります。
現場担当者も作業員さんも自然に興味を持つきっかけになります。
またその情報を発信することで地域の方にも興味を持ってもらい、地域と共に環境を考える建設業になれればと思います。

・現場見学会の実施
地域とのコミュニケーションにはこれが一番。
見学会では ・現場内容の紹介 ・重機乗車体験 ・現場での環境活動紹介 
 ・水路の生き物紹介 ・液状化実験 ・セメントでの手形作り  などを行ってはいかがでしょうか。

・自然配慮法面
工事完了後の切り土法面や調整池盛土の法面処理を、弊社も参加している中部森林開発研究会の間伐材をリサイクルした材料による自然配慮型の法面としてはいかがでしょうか。自然豊かな美しい景観の創出が期待できます。

その他にも以下のような案が出されました。
・瓦版の発行
・環境配慮型の調整池提案(近くにいい調整池がありましたからね。早速提案です。)
・電車からみえるイメージアップ看板(完成予想図など)
・周辺道路の整備(轍や陥没など)

おつぎは宮城へ~! 車で4時間半はちょっと大変です