エコミ―ティング(ビオトープ)
カトケンビオトープ『ビオトープ整備(浚渫)』
12月、年に一度の大、大、大除草を終え、
カトケンビオトープはとてもさっぱりしています。
定期的に強めに草を刈ることも維持管理の上では大切です。
さて、草地エリアを見てみると、
ツツジの木にオオカマキリの卵がたくさんついていました。
なんと、一本の木に3つも!?
草地の中に生える低木や草地と森との境界によく卵を見かけます。
カマキリを観察したい方は↓こういう環境を探してみてください。
森林エリアを歩いていると、草の中から大きな影が現れました!
虫取り網で捕獲してみると、「クロコノマチョウ」でした。
サイズが大きくて立派なチョウです。色合いも渋くて好きです。
カトケンビオトープでは初確認!今年は新たな発見が多い気がします!
幼虫はカトケンビオトープにもたくさん生えている
ススキやヨシ、メヒシバなどのイネ科植物を食べるようです。
翅の裏面はこんな感じ。
落ち葉のような色合いです。これは近づいても気が付かなかったわけです。
気温も下がり肌寒くなってきました。
こういう時期こそ、整備日和ですね♪
今回は水辺エリアにあるワンド池の浚渫を行いました!!!
浚渫とは、「水底にたまった泥や砂を取り除くこと」です。
ワンド内はヘドロがたまり、水深が浅くなってしまっており、
以前から何とかしたいと思っていました。
こちらがワンドの様子。※水を抜いて数か月間乾燥させています。
こちらが断面。10cm以上は溜まっています。
スコップを使いヘドロを掘り出します。
水分を含んだヘドロは見た目以上に重く、なかなかの重労働でした・・・。
腰が悲鳴をあげます・・・。
ヘドロは一輪車に乗せて刈草の上へ。
泥の中には植物の成長に必要な栄養分がたくさん含まれています。
草と混ぜ合わせて、たい肥にします。
1時間ほどで作業完了~!
ヘドロをきれいに取り除くことができました♪
でも、ワンドはもう一つあります・・・orz
ん~、今回は腰が限界なのでまた今度。
作成者:伴 拓哉








